心が凹んだときにに読む本

心屋仁之助(心理カウンセラー) 著 王様文庫 出版社
2011年12月20日 初版
ISBN978–4–8379–6621–0

心が凹みやすい人が日常の中のちょっとした事で凹んでしまったときや凹まないようにする為の日々の心構えを指導してくれるのが本書です。
これを読めば、心が強くなり苦しい状態から脱出する方法が分かります。

へこみやすい人は、心が弱いのではなく、何か欠陥があるわけでは無い。
ただ、他人の気持ち地に敏感だった、周りに気を使い過ぎたり、マジメ過ぎて頑張ってしまったり、責任感を持ち過ぎているからだと本書は言う。

・自分に優しく
人は褒め言葉を言われるとテンションが上がって自分に自信が持てる。
普段、人は自分自身にネガティヴな言葉を掛けがちだ、それでは自分が疲弊してしまう。
もっと、自分に優しい言葉を掛けていたわってあげた方が良い。

・ひとりで頑張らない
自分ひとりで努力して成し遂げることは大事だが、自分ひとりではどうにもならないこともある。
そんな時は、他人の力も借りた方が良。
手伝って欲しいと言える勇気が大事だ。

・他人に自分を分かってもらえないとき
自分の辛い状況や気持ちを相手にもわかって欲しいと誰もが思うが、他人はその経験がないとその辛さが全く理解できない。
それは、とって返せば自分自身も経験をしていないことを相手に言われてもその気持ちが理解出来ないということが当然ある。
それは、お互い様なので、わかってもらえない事は仕方がないと思って流せる事が大切だ。

・自分に正直に
人は多かれ少なかれ親や教師、会社の上司などからこうあるべきを押し付けられそう出来ないことの方が多い。
そんな時、自分を責めてしまうが、本当はそれが本当に正しいのかは人それぞれである。
だから、そういったことに縛られることなく自分らしく行動すべきである。

・幸せに生きていく為には
日頃、ボーッと考えているときに過去の失敗や辛かったこと、将来の不安を思い浮かべて苦しくなったりする事がある。
そうしたときは、楽しかった事、これから起こる楽しい事を思い浮かべるようにする。
そうすると心がポジティブになり、幸せが訪れやすくなる。

・将来のヴィジョン
自分がなりたい自分を具体的に思い浮かべてこうどうする。
そうすると自分がなりたかった自分になれてしまう。
人とはそういうものだ。

本書は心が凹みやすい人がいかに上手く人間関係の悩みを解決して行けば良いかというヒントが沢山述べられています。

今、傷心のひとは、この本を手に取るといつの間にか前向きな気持ちを取り戻せるかもしれません。


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